今思い出しても、「テレビってとても面白い世界だったんだなあ」と思います。
8月19日の出来事です。
前日は普通に見ることができたテレビが、音だけを残し、画面が消えてしまいました。
10時の開店を待って電器屋さんにテレビを買いにいったのですが、我が家に新しいテレビがやって来るのが28日。それまでテレビはラジオ状態です。
でもね、ラジオとは随分と違いました。
天気予報では、私が住む地方の気温がテレビに映っているのは分かるのですが、全ての気温を言葉で伝えてくれないので分かりませんでした。
ドラマはね、急に音が無くなる場面で、ついに音も出なくなったかと思ったり、食事シーンでは、役者さんが「美味しい」と言っても、何が美味しいのか分かりませんでした。
ただね、コマーシャルだけは全てがバッチリ分かりました。
テレビは、やっぱり見て楽しむ世界だったんですね。
