本日の日記

向日葵

2025年7月19日(土曜日)

向日葵(ひまわり)はキク科です。
別名はニチリンソウとかヒグルマと言います。
種子は薬用部分です。
花言葉は愛慕。
この向日葵の種子は、頭痛、解熱、風邪、リュウマチ、神経痛に効くようです。
これからは向日葵の花々が夏の一時を楽しませてくれますね。

松原照子印

本日の世見

大奥

2025年7月19日(土曜日)

中国の時代劇ドラマに嵌まっているのが私です。
皇帝一人に対して、女性って一体どれだけいたのでしょうか。
日本だって大奥がありましたからね。 
将軍様になってみたかった、と思われる殿方もおられることでしょうね。
大奥の本丸御殿は南側にあり、幕府の政庁です。
そこを更に進むと、将軍の公邸には中奥がありました。
その奥にあるのが大奥で、銅でくるんだ板塀で遮られていたといいます。
御錠口は大奥の入口で、将軍以外の男性は入れません。
将軍の正室の御台所が暮らす居所は「御殿局」と呼ばれ、奥女中が暮らす居所は「長局」と呼ばれていました。
奥女中は武士の娘と決まっていました。
その総数は五百人。下女を含めると軽く千人を突破していたのですから、食事代も大変だったのではと思います。
奥女中は一生奉公でした。
十一代将軍、家斉の愛妻・側室は40人とも50人とも言われているのですから凄過ぎます。
53人もの子供がいたといいますからね。
将軍がお成りになると、雑談の後床が用意されるのですが、先ずは将軍の床、その右には御用の御中臈(おちゅうろう)の床、更に将軍の左に御添寝の御中臈の床、御用の御中臈の右には御坊主と呼ばれる年配の剃髪した女性の床が延べられるのです。
右から順に「御坊主」「御用の御中臈」「将軍」「御添寝の御中臈」の4組の床が並べて敷かれるというのです。
これだけではありません。次の間にはお年寄りと御中臈が不寝番で警護にあたっていました。
次の日、なぁんと御添寝の御中臈も御用の御中臈も、昨夜のことの詳細をお年寄りに報告していたのです。
大奥とは華やかな世界ではありません。将軍の目に止まることがなければ、4男性とは縁のない生涯を送ることになるのです。
千人もの女性がいる世界。想像するだけで、中国の時代劇で皇帝を取り合うあの場面と重なりますが、殿方は千人の女性に囲まれる世界をどのように思われるのでしょうか。

松原照子印
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