本日の日記

大岡越前

2025年11月16日(日曜日)

時代劇でもお馴染みの、南町奉行の大岡越前守忠相と、北町奉行の「遠山の金さん」こと遠山金四郎景元。
大岡忠相は「大岡裁き」で有名ですが、大岡政談と称される版本にある141の物語のうち、なんと史実に基づくのは、このうちのたった6話だそうですよ。
でも、忠相の年収は現在の価格だと3億1500万円だそうで、これは本当のようです。
名奉行というのはかなり激務なのに、奉行職というのを20年くらい務めていますし、江戸時代を通じて旗本から1万石の大名になったのですから、現代の世なら“大企業の社長”になっていたことでしょう。

松原照子印

本日の世見

大相撲

2025年11月16日(日曜日)

大相撲ファンは、横綱への思いもひとしおのことと思います。
父が話してくれた元横綱・双葉山は凄く強くて、父も何度か会ったことがあるとか。
戦前に打ち立てた、双葉山の69連勝は圧巻だといいます。
双葉山の連勝を目指した力士は多くいましたが、現状、大鵬の45連勝、千代の富士の53連勝、白鵬63連勝止まり。双葉山の69連勝の記録を越える日は来るのでしょうか。
双葉山が、後に横綱になる「安藝ノ海」に負け、69連勝でストップした時、国技館にいた人々は、興奮状態だったといいます。
双葉山の時代、大相撲は年2場所だったため、3年間も負けしらずの横綱でした。
白鵬は、2010年の九州場所の初日まで、4場所連続全勝優勝という素晴らしい成績でした。
この日まで、すでに62連勝していた白鵬。この場所も連勝を続ければ双葉山の記録を抜く、と相撲ファンならずとも多くの人が白鵬に釘づけでした。
2日目の対戦相手は、東前頭筆頭の稀勢の里。稀勢の里は、立会いから横綱白鵬を攻め、寄り切った瞬間、館内は大歓声に包まれました。
今から15年前、たしか2010年(平成22)の11月15日の出来事だった気がします。
2013年1月19日、昭和の大横綱・大鵬が72歳でお亡くなりになられましたが、白鵬が63連勝でストップした時は、どのような思いだったことでしょう。
“昭和男児”のキャッチフレーズと言えば、「巨人・大鵬・卵焼き」でした。思い出される人もおられる事でしょうね。あの当時の少年は皆、この3つが大好きでした。
柏戸との名勝負から、「柏鵬時代」がやってきました。
1992年は「若貴ブーム」が凄すぎました。この年の初場所、当時19歳5ヵ月だった貴花田が、14勝1敗の成績で優勝。宮沢りえさんとの婚約も、空前の大相撲ブームに火をつけました。

松原照子印
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