本日の日記

シューベルトと私

2026年6月10日(水曜日)

あの「歌曲王」と呼ばれたシューベルトって、どこか私に似ているの(笑)。
シューベルトの歌曲を多くの人に知らしめた一人がフォーグルという歌手。
シューベルトがフォーグルの歌の伴奏をしていた時のことです。シューベルトは突然、こう叫んだといいます。「これは素晴らしい曲だ! いったい誰が作曲したんだ」
驚いたのはフォーグル。だってね、この曲、2週間前にシューベルトが作曲した作品だったんですもの。
シューベルトのような天才と同じと言ってはおこがましいですが、私も自分が書いたことはほとんど忘れているんですものね。

松原照子印

本日の世見

平成の大合併

2026年6月10日(水曜日)

「平成の大合併」って、もう忘れていますか?
今から20年前の7年間くらいだったと思うのですが、日本から4割以上の市町村が消えて、100以上の市が誕生しました。
合併以前に最も多かった同字体の市町村は「大和」で、全国に12か所もありました。今は神奈川県の大和市と、宮城県の大和(だいわ)町、鹿児島県の大和村の3市町村だけのようです。
市町村が施行された1889年には、東北から九州まで、「明治村」が24もあり、昭和の大合併を経て、1957年には、明治村は姿を消しました。この名前の自治体って、まだどこかに残っているのでしょうか。
伊達市は、北海道と福島県にありましたよね。東京都の府中市、広島県の府中市、これもあった気がします。
あなたも、同じ自治体の名前があるかどうかを調べてみると、楽しいかもしれませんよ。
市については、こんなこともあったみたいです。戦後の半年間だけ、沖縄には特別な市が誕生していたようです。日本の歴史の中に、忘れてはいけない沖縄での激しい戦闘があります。この戦闘でアメリカが勝利。終戦の8月15日からあまり日を置かずして、アメリカ軍は9月、沖縄の市を設置し、市会議員の選挙を行いました。市といっても、戦時中に各地に疎開していた住民を収容する「収容所」がおかれた地域でした。そこが市になったのです。市会議員は、アメリカ軍と住民との連絡役にすぎませんでした。住民の苦労は大変でした。収容所に入れられた人々から旧居住地への機関の声が高まり、収容所の人は減少して、市としての実態が姿を消し、翌年には旧市町村が復活。この時にあった16の市は一つを残して消滅。唯一残っていた「石川市」も、平成の大合併で具志川市と合併して「うるま市」になりました。16の市は幻となり、コザ市は全国でひとつしかない“カタカナ市”でしたが、1974年に「沖縄市」になりました。
過ぎてしまえば忘れてしまうことが多いですが、歴史には、心の痛む物語が刻まれています。

松原照子印
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