本日の日記

頼るのは

2025年12月21日(日曜日)

自分自身を頼りにしてみませんか。
日々の暮らしでも、ちょっとしたことでも、人を頼ってしまうと、自分で解決する能力は育ちません。
初めからね、誰かを頼るのではなく、まずはご自分でやってみましょうよ。
ご自分がやってみるとね、やれた時から、達成感がご自分の喜びごとになりますからね。

松原照子印

本日の世見

道端に咲く花

2025年12月21日(日曜日)

一年で最も昼が短く、夜が長い一日を迎えます。今日から明日にかけてが「冬至(とうじ)」です。
今日のお風呂は“柚子湯”ですね。
山々や公園、そしてあなたの家の近くの道端に目をやると、枯れている草木が多いことでしょうね。
でもね、よく見てみると、夏枯草(カコソウ)と呼ばれている「うつぼ草(ウツボグサ)」などが芽を出し始めています。
草木も、季節と共にこの日本で暮らしています。
雑草にも名前があります。
あなたもうつぼ草を目にすれば、来年の6月頃に花を咲かせるうつぼ草が愛しくなると思いますよ。
私の子供の頃とは違い、路地裏まで舗装されている都会でも、タフな植物が季節に合った葉や花を見せてくれています。
あなたも、そんな植物を見つけたら、「こんにちは!」をご挨拶してみてくださいね。
一年のうちでもこれからが一番休眠している植物が多いと思いますが、こうした植物に思いを寄せるくらいの余裕ある時間を持ってみてはいかがでしょうか。
弥生時代は、約600年続いたと言われています。
あの頃は自然がいっぱいで、現代のように道が舗装されるようになるとは、誰一人考えなかったことでしょう。
稲作は、縄文時代の終わり頃、北九州に伝わり、日本列島を北上して、100年かけて東北地方に広がりました。今なら瞬時に伝わるのに、100年もかかったというのですから、時の流れに、私は憧れを感じます。
この稲作で、人々の暮らしも豊かになりました。いろいろな道具で土地を耕したり、石包丁などを使って稲を収穫したりしていましたからね。人と稲とは、今よりもっと深く心が通じ合っていたことでしょう。
現代では、お金さえあれば何でも手に入るからか、物を大切にする人も少なくなりました。道端に咲く花に心を奪われる人もいなくなり、ただの雑草としか思われなくなっている気もします。
よく見れば、「どくだみ」も見つけられるのに‥‥。

松原照子印
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