あなたは、何をしている時「生きているなあ」と思いますか?
仕事が忙しくても「生きているなあ」。
子育てで忙しくても「生きているなあ」。
そう思える時間くらい、持ってくださいね。
大病をすると生きている実感がわきますが、スマホに心を奪われていると、空を見上げることはもちろん、「生きているなあ」と思えることすら忘れています。
空を見上げる余裕があると、心って安らぎます。

2025年11月08日(土曜日)
あなたは、何をしている時「生きているなあ」と思いますか?
仕事が忙しくても「生きているなあ」。
子育てで忙しくても「生きているなあ」。
そう思える時間くらい、持ってくださいね。
大病をすると生きている実感がわきますが、スマホに心を奪われていると、空を見上げることはもちろん、「生きているなあ」と思えることすら忘れています。
空を見上げる余裕があると、心って安らぎます。

織田信長といえば、どのようなイメージを持たれるだろうか。
今の世まで、日本人なら知らぬ人のいない有名人のひとりが、織田信長です。
いつの世も、「最強の家臣」がいてこそ、名が残る気がいたします。
現代に生きる私たちが信長から学ぶところがあるとすれば、それは「家臣の選び方」です。
戦国の世において、武将としての評価は、戦場においての働きばかりではありません。
「領地の統治」「敵軍との交渉」「兵站線の確保」「調略」といったことだけではないと思います。
戦場は“命がけの場”。武勇に優れたる者が「猛将」と呼ばれていました。
「猛将」たるや、戦国の世ゆえに勝つための「長期的な展望」「統合的な戦略」と、合戦ごとの具体的な作戦が必要です。この事に優れた者が「智将」と呼ばれ、この両面を手にした者が、後に天下人になった羽柴秀吉です。
けっして戦闘能力は高いとはいえないものの、人の能力を見抜く力は、天下一品で、自身の戦いに役立てました。秀吉は、猛将というより、智将だったのかもしれません。
歴史を見ても、「立身出世」という言葉に該当する人物は、秀吉以外思い浮かびません。
秀吉は、決して主君信長には逆らう態度を見せず、言い成りのまま命令に従い続けたといいます。
秀吉は、必ずしも教養があったわけではありません。「人たらし」と呼ばれた秀吉でしたが、配下の者には好かれ、信頼も得ていたといいます。
あなたのこれまでの人生の中で、生きる上で影響を与えた人はどなたでしょうか。
秀吉の人生を見ていると、「蜂須賀正勝(小六)」「前野長康」、名軍師「竹中重治(半兵衛)」「黒田孝高(官兵衛)」の名が出てきます。
秀吉はきっと“聞き上手”だった、と私は思います。
時代は変われど、「人の世ゆえに、ご自分が取る態度が人生を作り出している」ということを、戦国時代に生きた人々から学べる気がいたします。
