本日の日記

龍馬の和歌

2025年11月20日(木曜日)

「世の人は よしあしごとも 言わば言え われ為すことは われのみぞ知る」。
坂本龍馬が詠んだ和歌です。
この和歌で学べることは、「自分の選んだ道を信じよう」だと思いました。

松原照子印

本日の世見

女王は幸せ?

2025年11月20日(木曜日)

まだ、クレオパトラのお墓は、見つけられていないといいます。
世界に存在した女王たち。
彼女たちは、女王として幸せだったのでしょうか。
今から41年前の1984年2月12日、バージニア州の老人ホームで、一人の老女が息を引き取りました。名は、アンナ・アンダーソン。
この女性は、生前、1920年にベルリンに姿を現わしてから、「ロシア皇女アナスタシア」を名乗り、世界を騒がせました。ロシア革命の悲劇のヒロインか、それとも詐欺師かと。
何冊もの本や、イングリッド・バーグマン主演の映画で有名になりました。
ソビエト正史によれば、ロマノフ王朝最後の皇帝、ニコライ二世の末娘がアナスタシアです。
ロシア革命で起こった内戦の時、父ニコライ二世、母アレクサンドラ皇女、弟アレクセイ皇太子、そして三人の皇女の家族全員は、共産党員によって銃殺されたことになっていました。
このことが起きた4年後です。ベルリンの運河に身投げした若い女性が、警察官に助けられた後、身許引受人になった男爵、フォン・クライストが、彼女が「私はアナスタシア皇女だ」と名乗ったことを公表したのです。
彼女が本物かどうかの論争は、真っ二つに分かれたといいます。
私は、彼女は本当のロシア皇女アナスタシアだと思っています。だって、こんな嘘ってつけないと思ったりもするんです。
ロシアから脱出する時に、彼女を助けた兵士の子を身籠り、そして生まれた男の子は孤児院に預けられたといいます。
その兵士の名は、アレクサンドル・チャイコフスキー。彼は、ブカレストの市街戦で死亡したとか。
イングリッド・バーグマン主演の、この映画の題名は分かりませんが、一度、観たくなります。
皇女に生まれても、幸せとは、いえません。
クレオパトラが、ほんとうに絶世の美女だったとしたら、一度、あの世とやらでお会いしたいものです。

松原照子印
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