本日の日記

2025年11月26日(水曜日)

キク科ってねえ、原産地がヨーロッパから中国と、北アメリカ、広くあるようですね。
もちろん日本も、菊は重要なお花です。
キクの中に「よもぎ菊」というキクがあってね、ギリシャ神話には、「ユピテル」が「ガニメデス」によもぎ菊を飲んで永遠の生命を与えるように命じたという話があり、このキクは「アタナシア」と呼ばれていてね、意味は「不死」なんですよ。
日本にも、酒杯に菊の花弁を浮かべて飲めば寿命を延ばすと言い伝えられている「菊酒」があります。不老長寿と無病息災を願い、旧暦の9月9日に飲まれるようになりました。

松原照子印

本日の世見

アメリカインディアンの生き方

2025年11月26日(水曜日)

ヨーロッパの産業革命の発展の影響は、アメリカ大陸まで波及しました。
白人による西部開拓は、むごい暴力性に満ち溢れていました。
アメリカ大陸では、すでにインディアンと呼ばれる原住民たちが数万年の歴史をつくっていました。
インディアンにとっては、あらゆる自然は宇宙そのものであって、モノでも対象でもありませんでした。彼らにとって、大地を売り買いするなど、もってのほかだったのです。
インディアンたちは、国家を作ろうとはせずに、自然の中で人間本来の生き方を見つけだして生きていたかったのだと思います。
インディアンたちは、巨大なピラミッドも建造しませんでした。
私たちは、インディアンのこの生き方を学ぶべきなのだと思います。
「一粒一粒の種子が目覚め、一匹一匹の動物たちが産声をあげる。この神秘な力のおかげで、わしらもまた、生きていくことができるのだ。だからこそ、わしらは、隣人たちや、近くに棲む動物たちが、わしらとまったく同じ権利を持って、この大地に住むことを認めている。
今わしらは、別の人種とかかわり合っている。わしらの父親たちがこの人種と出会った時は、彼らもひ弱だったが、今では人数も増え、ずいぶんと横柄になっている。
奇妙な話だか、彼らは『大地は耕すもの』という考えにとりつかれ、『所有への欲望』という熱病に冒されている。
この人間たちは規則を作った。金持はそれを破っても平気だ。だが貧乏人は規則に従わなければならない。彼らは貧乏人から税金を巻き上げ、それで国を治めているし、金持の生活を支えてやっている。
わしらすべての母なる大地を、この人間たちは、自分だけが利用できるものとして、隣人同士が境に堀をめぐらしあっている。建物を建て、汚物をまき散らし、大地を台無しにしようとしている。
この人間たちがつくる国は、通りすがりに出会うすべてのものを破壊していくだろう」。
これはスーフンババ族の首長の言葉です。

松原照子印
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