本日の日記

鞍馬の

2025年10月22日(水曜日)

嵐寛寿郎という映画俳優さんがおられました。「寛」ってこんな字でよかったのか忘れたのですが、この方が『鞍馬天狗』という映画で主役だったと思うのです。
今日はね、この京都の鞍馬にある由岐神社の「鞍馬の火祭」が催されます。京都三大奇祭のひとつとしてとても有名です。
京都の鞍馬の町が、松明とかがり火で赤く埋め尽くされます。
940年(天慶3)、戦乱や天変地異が起きたことから、御所に祀られていた由岐大明神をこの鞍馬に遷宮しました。その時、その道中にかがり火と松明が揚げられたのが、今日の鞍馬の火祭りの始まりなんです。

松原照子印

本日の世見

夫婦岩

2025年10月22日(水曜日)

短い秋ですが、旅に出かけたくなる――こんな旅はいかがでしょうか。
「夫婦岩めぐり」どうですか。幸せがそこにありそうでしょう。
まだ結婚されていない方も、素敵な伴侶と出会えるよう、夫婦岩めぐりを計画してみられると、赤い糸で結ばれた人と出会えると思います。
勿論ご夫妻でお出かけになれば、緑が深まり、さらに深い情愛が育まれます。
夫婦岩といえば、伊勢の二見浦の夫婦岩が有名です。
ここは日の出の名所としても有名です。
二見浦は、古来より禊(みそぎ)の場所として知られていて、伊勢神宮に参拝する前日にこの浜で身を清めていました。
二見浦の夫婦岩は、二見興玉(ふたみおきたま)神社に鎮座しておられる御神体「興玉神石」を礼拝する鳥居の役割も果たしています。
縁結び、家内円満、交通安全にご利益があると言われています。
大岩は男岩で高さ9m、小岩は女岩です。この両岩は5本の注連縄で結ばれていて、その向こう側は常世(とこよ)の国とされ、手前は俗世とされています。
岩と岩の間から昇る日の出は、まるで名画のように美しく、見とれてしまいます。
二見とは、天照大神を倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢にお連れした時に、あまりにも美しい風景に二度振り返って見たという伝説から「二見浦」と言われています。
ただ、二見浦の岩の間から太陽が昇るのは5月〜7月頃で、一番の見ごろは夏至前後です。
空気が澄んでいた時代は、岩の間から富士山が見えていました。
「夫婦岩」は各地にあります。
大分県の佐伯市にも、朝日の美しい「豊後二見」という夫婦岩があります。
北海道の和寒町や青森、岩手、佐渡、石川、福井市、東近江市、中津川市、室戸市、香南市、松山市、下関市、八幡浜市、唐津市、長崎市にもあります。
一度お調べになって、お出かけになってください。

松原照子印
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