本日の日記

藤村と

2025年1月23日(木曜日)

島崎藤村といえば、自然主義文学の大御所です。
自費出版した小説『破戒』は、文壇から絶賛されました。
藤村の生活はとても苦しく、三人の娘は栄養失調で死亡。でもね、その一方で長男、次男、三男と授かり、その後、四女が生まれた時、妻は死亡。
姪っ子の19歳こま子に子供たちの世話を頼むのですが、藤村はこま子と過ちを犯し妊娠させてしまいます。
妊娠を告げられた藤村は、こま子とお腹の子を捨ててヨーロッパに逃げたのです。
こま子の子は、関東大震災で行方不明に。3年間ヨーロッパで過ごし、日本に帰った藤村は、再びこま子とよりを戻すのです。
このことを「懺悔」と題して新聞で公表。
それを知って困った兄は激怒するも、私小説作家の藤村は、『新生』にこのことを書きました。ネエネエ、読んでみたくなりませんか。
藤村は後に24歳年下の女性と再婚。
こま子も結婚をするのですが、夫は投獄され離婚。
1979年、こま子は東京の病院で85歳で他界します。
こま子の人生って凄過ぎます。

松原照子印

本日の世見

中国は

2025年1月23日(木曜日)

今年も中国から目が離せません。
中国は2000年代以降、メキメキと経済が成長していましたが、転換期が来てしまっています。
中国人が日本に来られると、“爆買い”ブームもやって来もしました。
中国の中央政府とは、どのような人達が政治の舵を握っているのでしょうか。
地方政府は「融資平台」を受け皿として、隠れた債務を積み上げてきたと言います。
このことが、公共事業でGDPを膨らましていたのですから、中国のGDPには疑問が残ります。
きっと役職によっては、懐がホッカホッカの人もいた気がします。
中国には区と省があります。
新疆ウイグル自治区とチベット自治区の広いこと。
広西チワン族自治区、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区‥‥これらの自治区って、今の中国で暮らす少数民族の人達が暮らしている所のことのように思います。
55の少数民族は、全人口の約8%もいるといいます。
8%といえば1億640万人ほどになります。
主に西側南部、東北地区に住む民族の中に、モソ人と呼ばれる未認定族が673万人もいると、以前“不思議な世界の人”に教えられました。それから、モソ人に会ってみたくなっているのです。
中国の省と自治区を地図で見ていますと、私ね、中国はいつの日か「連邦」になると思ってしまうのです。
一党独裁の崩壊は近年にやって来る気もしているので、監視カメラで人々を監視しても今はスマホ時代、これから今以上に進んで行く貧富の差‥‥。
それと人口減少。
中国の乗物ってどのようになっているのか。
駅前らしい風景なのに人がいません。
寂れる街並が、今見えました。
株価が暴落してもおかしくないなぁ~、こんな思いが今、心に走りました。
「デフォルト」-以前もあったのかなぁ。いやあ~、ウ~ン、ある気がします。
私達が思う以上に、「大丈夫かなぁ」と思ってしまいます。
北京、上海も気になりました。

松原照子印
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