本日の日記

中華料理

2025年3月13日(木曜日)

あなたは、四大中華料理の中でどの料理がお好きですか?
「上海料理」「広東料理」「北京料理」「四川料理」の代表メニュー
とは‥‥。
「上海料理」は、素材としてはカニをはじめ川や湖で獲れた魚介が多く、それらの味を生かしながら、甘酢醤油などで味付けられています。現在は国際的大都市となったことから、上海流の好みが加味されたものが上海料理になっているようです。
「広東料理」は、食の都・広州を中心に発展した料理で、味付けは淡白、素材の味わいを最大限に生かしているのが特徴です。飲茶からヘビ料理まで、バラエティーに富んでいます。
「北京料理」は、北京ダックが代表的で、宮廷料理の伝統も継承している料理です。味付けは一般的に脂っこく・塩辛い。
「四川料理」は、個性豊かな料理で、刺激的な山椒と唐辛子の辛さが最大の特徴と言えるでしょう。
さぁ、今夜、中華料理は如何でしょうか。

松原照子印

本日の世見

イリジウム

2025年3月13日(木曜日)

「キログラム原器」ってご存知でしたか?
メートル条約に基づき、質量の単位であるキログラムの標準として作られた1kgの分銅のことなのですね。
白金(90%)とイリジウム(10%)の合金だそうです。
直径・高さは39mmの円筒形 
私ね、人間って凄いなぁと思うの。このキログラム原器を知ってから、こんなことを考え付く人ってどんな人なのだろうかと思ってしまうのです。
4℃の水1000ccの重さが0.999972kgだというのを気付くのですよ。
元々、1kgは4℃の水1000ccの重さと決めていたのが、このキログラム原器で誤差が見付かり、こんな数字が出たのですね。
このキログラム原器に使われたイリジウムって、白金族元素の1つで、白金との合金にすると硬度が増すといいます。
「スミソン・テナントという、好奇心旺盛な人がいてね」と、今誰かの声。
「この人はダイヤモンドが炭素であることを証明し、このイリジウムとオスミウムを発見したのですよ」
このオスミウムも白金元素に属しているようです。色は青灰色の金属で、タングステンの次に融点が高いとか。
このキログラム原器は、パリの国際度量衡局にあるとか。日本でも経産省計量研究所にも保管されているようです。
今から210年前に54歳で亡くなられたテナントさん。後十年長く生きておられたら、どんな発見をしたことでしょう。
イリジウムは、6500万年前の地層から微量に見付かったと言います。
直径数キロメートルの隕石によって、宇宙からやって来たのがこのイリジウムと推定されています。
その時の隕石の衝突によってチリが大気上層まで舞い上がり、日光を数ヶ月~数年間も遮り、地球の気温をマイナス40℃まで下げたとか。
恐竜などを絶滅させたといいますから、イリジウムに私とても興味を持ってしまいました。
だってね、宝石や貴金属になる貴重な元素のひとつがイリジウムなのですものね。

松原照子印
pagetop
loading