文月も今日が最後の日です。
今日も嫌になるくらい温度が上がり、地面から上がる湿気で陽炎が発生する程蒸し暑い。
朝顔や向日葵などの夏草が咲き誇るのもこの頃ですが、夏草もこのところの暑さに悲鳴を上げているかもしれませんね。

2025/7/20
缶詰・天気予報・インターネットの共通点は?|第103回世見深堀り
第103回は、2025年7月10日の世見「スペイン風邪」に書かれている内容を深掘りします。
2025/7/17
【募集締切】規定人数に達したため個別相談の募集を休止しました。
多数のご応募、誠にありがとうございました。次回募集再開までしばらくお待ち下さい。
2025/7/15
【動画】中国が大きく変わる?|第59回出逢いのひととき
第58回「松原照子の出逢いのひととき」では、中国が大きく変わる?と銘打ち、来月8月の月刊SYOの告知をさせていただいております。
2025年7月31日(木曜日)
文月も今日が最後の日です。
今日も嫌になるくらい温度が上がり、地面から上がる湿気で陽炎が発生する程蒸し暑い。
朝顔や向日葵などの夏草が咲き誇るのもこの頃ですが、夏草もこのところの暑さに悲鳴を上げているかもしれませんね。
“令和の米騒動”が起きて日本中が米に目を向けましたが、1918年(大正7年)にも米騒動が起き、社会が騒然としたことがありました。
こんな中で、史上初の平民宰相が誕生しました。
その人の名は原敬(はらたかし)。それまでは、爵位を持つ者が総理大臣に任命されていましたからね。
衆議院議員が総理大臣になったのですから、時代が大きく変わったと言えます。しかし、原は暗殺されてしまいました。
米騒動が起きた1918年から5年後の1923年、関東大震災が起きたのです。
まさか、このたびの米騒動から5年後に大地震が起きるとは思いたくはありません。
でもね、まさかの米騒動でした。
歴史は繰り返すと言われますが、人間がつくり出す世の中故に、似たようなことが起きやすいのかもしれません。
それと、地球にも生きるリズムがあるために、人間にとっては災難でも、地球にとっては生きる上の動作なのだと思います。
人類史を見ても、天変地異が大きく関わっているのがわかります。
北条時宗の死後、権力抗争が起きた時のことです。
その行方に大きな影響を与えたのが鎌倉の大地震でした。
時代は1293年4月、関東地方を中心に大地震が発生しました。
鎌倉は三方を丘陵に囲まれ、一方は海です。
防御には適した土地でしたが、災害には弱過ぎました。
この地震が起きる52年前にも大地震で津波被害を受けていました。
32年前にも同程度の地震が発生していたのです。
この大地震の時、北条時宗が創建した建長寺が炎上しています。
死者の数は2万3千人以上と言われています。
あの「平禅門の乱」はこの大地震が原因で、頼綱討伐の口実になったとか。
兵士に屋敷を取り囲まれ、頼綱は自害、一族93名は屋敷に放たれた炎の中で死亡したと言われています。
いつ起きてもおかしくないのが地震です。
それと、今年も集中豪雨には十分気を付けてください。