本日の日記

クマの出没

2025年11月03日(月曜日)

年々、野生のクマによる被害が増えています。
自然破壊や異常気象のせいでクマのエサが少なくなったことや、山菜採りなどで山の奥深くに入る人が増えたことも原因かもしれません。
人慣れしたクマには驚きます。
クマには“死んだふり”は通用しません。
クマに出会った時、一目散に逃げるのもNGです。
ああ見えても、クマは100メートルを7秒台の速さです。
クマが駆除されたニュースを聞くと可哀想に思ったりしますが、人の命がクマに奪われるのを聞くと、なんとも言えない気持ちになります。
年々、このクマの出没は増えそうで心配になります。
でも、クマはもうすぐ冬眠かなあ。
この冬も、インフルエンザには充分気をつけてくださいね。

松原照子印

本日の世見

ヨルダンの砂漠地帯

2025年11月03日(月曜日)

北国では、山々はすでに紅葉で染まっている頃でしょうね。
紅葉の名所は多くの観光客で賑わい、そして秋ももうすぐ終わります。
葉が赤く染まる「紅葉」のほかに、黄色く染まる様子を「黄葉」と呼びます。
今日、11月3日は「文化の日」。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という目的のもと、明治天皇のお誕生日に定められた祝日でもあり、又、日本国憲法が公布された日でもあります。
今こうしている間も、時間は刻々と進んでいて、一秒前はもう過去です。
過去といえば、どのくらい遡ればいいのか分かりませんが、「紀元前」と書いてみると、何故だか楽しいことが待っている気がします。
「ヨルダンの砂漠地帯」と書いて、自分でも驚いています(笑)。
どうやらこの地に、ナバテア王国のペトラが栄えていたと、今、教えられました。
この地には、砂岩を彫り抜いた建物が建っていたようです。
砂岩の岩肌というのが、赤にオレンジ、そして黄の縞模様。だからね、遠くからこの建物を見ると、藤色やピンク色に見えるもんだから、「バラ色の隊商都市」と呼ばれていたんですよ。
ナバテア王国のペトラといっても、ピンとこないかもしれませんが、スピルバーグ監督の映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』の中で、宝が眠る古代遺跡として登場した“ペトラのエルハズネ遺跡”こそが、ナバテア王国のペトラなのです。
でもね、この遺跡は、砂漠地帯とは思えない施設が揃っていて、噴水にプール、公共浴場にダム、貯水池などの水利施設がありました。それも砂漠地帯に整っていたのですからびっくりです。
それと、街なかには水道が張り巡らされて、水飲み場まであったのです。どのように水を確保していたのか知りたくなります。
ナパテア人って、もしかしたら宇宙人かもしれません。
紀元前二世紀頃に、水理工学の知識と建築技術に優れ、水を供給するシステムまで設けていたんですものね。
ペトラの水源は、6キロメートルも離れた泉だったとか。
不思議ところです。

松原照子印
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