本日の日記

穀雨

2025年4月19日(土曜日)

今頃を二十四節気では「穀雨(こくう)」といいます。
「穀雨」とは、穀物を育ててくれる雨のことで、種まきに適した時季のことです。
この時季になると、新茶の初摘みを待つ「八十八夜」があります。
「八十八」を組み合わせると「米」という漢字になりますから、米農家さんにとっては特別な日になります。

松原照子印

本日の世見

人口減少問題

2025年4月19日(土曜日)

二十四節気の「清明(せいめい)」に入ってから、どのくらい経ったのかなぁ。
この「清明」の文字通り、植物も動物も、そして勿論私達も活動的になります。
空をご覧なさいなぁ、夏鳥が飛び交っていますよ。
これからの楽しみの一つが、雨が降った後に出る虹。その虹が現れやすくなるのも今頃です。
「清明」っていい時季ですね。今年はまだまだ四季を楽しめますが、いつまで楽しめるのか。現在の異常気象を見ていますと、春と秋は長続きしなくなりそうです。冬が終わると1カ月くらいの“春らしき”が来て、暑い夏が続き、お月様を見て秋が感じられるくらいのもので、又々冬になるかもしれません。
私は2100年の日本を目にすることは出来ませんが、日本の総人口が4900万人まで減少すると言われていることには心が淋しがります。
人口減少のピーク時には、10年で1000万人もの人が消えると言われているのですから愕然とします。
現在35歳の方が定年の60歳を迎える2060年を想像されたことはありますか?今のままで行きますと、日本の総人口は1億人を大きく下回り、約8670万人になっているというのです。
深刻なのが、総人口に対する生産年齢人口の割合の低下です。
もしかすると、定年75歳時代が到来するかもしれません。
それよりも、社会保障などの財政問題が大変なことになります。
「経済大国」と呼ばれた日本社会は、昔の夢物語になってしまいます。
今のまま人口減少が続くと、「年金頼みの生活は不可能」と思ってしまいます。
今から60年前の日本の平均寿命の一位が東京で、男性69.8歳、女性74.7歳でした。今はご存知の通り平均寿命は伸びています。
私ね、いつも思うのですが、65歳以上を「老人」として扱うのは止めた方がいいと思っているのです。
でもね、2060年までにはまだ35年もあります。
国は「結婚」をテーマに掲げて、結婚した二人を、国を挙げて祝うことを真剣に考えて欲しいと思います。

松原照子印
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