「失敗したところでやめてしまうから“失敗”になる。成功するところまで続ければ、それは“成功”になる」
松下幸之助氏のこの言葉、今日、お心に届いてほしい人がおられましたよ。

2025年12月04日(木曜日)
「失敗したところでやめてしまうから“失敗”になる。成功するところまで続ければ、それは“成功”になる」
松下幸之助氏のこの言葉、今日、お心に届いてほしい人がおられましたよ。

神道や仏教に無関心の人や、宗教と言えば敬遠してしまう人も、お正月となればおせち料理を召し上がったり、初詣に行ったり、神社やお寺のお祭りや催し物に行かれることと思います。
ご不幸があればお寺でお葬式をあげ、親族であればその後もお彼岸に墓参りに行ったり、お盆には仏壇の前で手を合わせたりするのではないでしょうか。
変化する季節の流れに合わせ、かつての日本人は、自然そのものに神様が宿っていると信じていました。
自然に宿る神様を崇めなければ、嵐が起き、食糧を得ることができなくなると考えた人々にとって、祈ることは生きることと同じだったと思います。
こうした感謝心により、日常的に「祈り」が繰り返されるようになり、やがて日本において「しきたり」として定着していったのだと思います。
一つの場所に定住する農耕生活が始まると、埋葬の文化と自然信仰が合体した「祖霊信仰」が誕生したりしました。そして先祖に祈りを捧げるしきたりも生まれたのです。
6世紀になると、中国から朝鮮半島を経て仏教が伝えられました。
8世紀には国家統一をスムーズにするために仏教が取り入れられ、全国各地に国分寺が建てられていきました。
そして、平安時代になると、全国にたくさんの神社が造られたのです。
日本人は、既存の神祇(じんぎ)信仰と仏教をとても上手に組み合わせて、独自の仏教観を作り上げました。このことによって「しきたり」の数も増えていったのです。
大きく分けるとしたら、「生に関することは神社」が、「死またはそれ以降のことは仏教」が担当していくようになったと思います。
時代が進むにつれて、お寺の中に神社のお社を建てたりしています。現在でも、外国人観光客が押し寄せる東京の浅草寺などにこの名残が見られます。
あなたは、お正月に毎年初詣をされていますか?
