本日の日記

羽子板

2025年12月17日(水曜日)

東京の浅草寺では、今日から「羽子板市」がスタートしていると思います。
お正月に羽根つきをして遊ぶ人を見られなくなりました。
羽子板でつく羽根は、害虫を食べるトンボに似ていることから、女の子が誕生すると、羽子板をプレゼントするのは縁起が良いこととされていました。
あなたのお家にも羽子板はありませんか?
我が家には、娘の年の数だけ共に暮してくれている羽子板があります。

松原照子印

本日の世見

地震との闘い

2025年12月17日(水曜日)

自然災害を望む人なんて、誰一人としていませんが、人類の歴史は災害との闘いの歴史でもあります。
日本で暮らす以上、不意打ちでやってくる地震には、我慢するしかないのかもしれません。
「南海トラフ」、「首都直下型」の大地震がいつの日か起こるのは、過去の地震の歴史を見てもわかります。
その日がいつになるかわからないから、不安になるのかもしれません。
30年以内に80%に上昇した発生確率とは、南海トラフ地震のことですが、このことを2018年2月に地震調査委員会が発表してから、来年の2月で8年が経ちます。この時の発表が正しければ、2048年までに発生するということになります。
首都圏で起きる地震は、過去の大地震を思い出しても心が凍ります。
日本の総人口の約3割が暮らし、政治・経済・文化の中枢の首都圏の大地震は、国難と言っていいと思います。
直下型地震といえば、1855年に起きた「安政江戸地震」があります。
この時の江戸の人口はわかりませんが、1万人以上の犠牲者が出ました。
この地震の震央は、現在の江東区越中島付近だったとされています。
阪神淡路大震災と同様に、震源が浅いために、規模は小さくても大きな被害が出ています。
大正12(1923)年9月11日は土曜日でした。「関東大震災」が起こりました。この時の震源は相模湾の三浦半島寄りの海底で、マグニチュード7.9の規模でした。
この地震の時の東京府の人口は405万人でした。このうちの旧東京市は227万人でしたが、被害は下町に集中していて、死者5万8000人余、行方不明者8000人を数えました。
関東大震災から今年の9月で102年目を迎えます。
過去の地震の歴史からすると、今は平穏気かもしれませんが、1987年に、千葉県東方沖にM6.7の地震が起きています。
地震を恐れるのではなく、どう立ち向かうかだと思うようになりました。

松原照子印
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