本日の日記

不治の

2025年12月13日(土曜日)

明治~昭和の時代は、「結核」は不治の病でした。
1930年代後半から1940年代まで、結核は人々から「死の病」と恐れられ、日本人の死因の第一位だったんですよ。
樋口一葉、石川啄木、中原中也、梶井基次郎も、若くして結核で亡くなりました。
でもね、結核に侵されながらも、命を懸けた作品ゆえに、今の世に生きる私たちに“熱き思い”を残してくれたのだと思います。

松原照子印

本日の世見

時代の変化

2025年12月13日(土曜日)

今日はね、「正月事始め」の日です。
この「正月事始め」とは、お正月を迎える準備のことです。
昔はね、“家の主”または新年の“歳男”が山に行って、門松を作るための松を採る「松迎え」というのをしていました。
今日13日は、婚礼以外のすべてが「吉日」で、今日のことを「鬼宿日(きしゅくにち)」と呼んでいたのですよ。
それとね、新しい歳神様を祀る準備として、煤払いなどをして神棚を清める日でもあります。
昭和時代、関西や九州地方では、12月8日と2月8日の「事八日」に、「針供養」というのが行われていました。針への感謝を込めて、豆腐やこんにゃくに針を刺して供養していたのです。
今では針を使うことも少なくなり、この針供養もやがて忘れられていくことでしょう。
時代が大きく変化しているのを感じます。
先日、あまりにもイケメンの5、6歳の男の子に、「カッコいいから将来はジャニーズだね」と声掛けたら、「それってなに?」と言われて、その子のお父さんと笑ってしまいました。ジャニーズを知らない子がいるのが今なんですからね。「カセットテープ」、これも通じなかったのには笑うしかありませんでした。
月にも旅行ができそうな今日この頃ですから、昭和生まれとは話題に違いができても変ではありません。
「宇宙」といっても、夜空に見える星たちはお隣の家くらいにしか思えないくらい、宇宙の謎が解明されています。
太陽から一番近い恒星は、プロキシマと名付けられています。
この恒星を知るためには、光の速さでも約4年かかると言います。
このプロキシマは、アルファ・ケンタウリという三つ子星のうちの一つだそうです。
あなたも、夜空に思いを馳せてみませんか?
光の速さで見ると、東京 → ニューヨーク間が1/25秒、東京からお月様までが1.3秒、地球から太陽までは8分です。
宇宙の距離って、光を物差しとして測っているんですね。

松原照子印
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