本日の日記

来年は

2024年10月04日(金曜日)

今年が辰年だったのをもうお忘れのことでしょうね。
来年は巳年です。
過去の巳年に起きたことを今書くのは凄く早いのですが、鎌倉で大地震が起きたのも巳年でした。
芭蕉が『奥の細道』の旅に出たのも巳年でした。
国鉄の「みどりの窓口」開設も巳年だったのですが、「国鉄ってなぁに?」と言う人もおられる時代になりました。

松原照子印

本日の世見

南海トラフ地震

2024年10月04日(金曜日)

地震の恐ろしさは知っていても、いざ体験すると、体が動かなくなるのは私だけでしょうか。
過去の地震から、私達は何を学べるのでしょう。
1960年の5月でした。
南米チリで起きた大地震は、チリ全土を壊滅させただけで終らず、発生から15時間後、津波がハワイに到達、その時の津波というのが凄過ぎます。
10m超の津波だったのです。そして22.5時間後、日本を襲いました。
特に三陸沿岸には、何と7mの津波がやって来たのです。
日本との距離を知ると、津波の威力の尋常でないのがわかります。
チリから日本までの距離は約1万8000kmです。
スピードは時速約800kmなのですから、恐ろしさを越えて神の仕業にしか思えません。
1498年に起きた東海地震では、津波は浜名湖を決壊して、海と繋げてしまいました。
今から526年も前です。
4万人以上の人が津波の犠牲になったというのですから、津波の恐ろしさがわかります。
8月8日、日向灘で地震が起き、南海地震がクローズアップされて、人々の心はかなり乱れました。
30年以内に70%~80%、静岡県から九州沖合にかけて南海トラフ沿いでM8~9の大地震が起きる確率が高まった、と発表されたのが2018年2月でした。
あれから6年が経ちました。ということは、24年以内に起き得るということなのでしょうか。
南海トラフ地震の平均間隔は88.2年。1944~46年に起きた東南海・南海地震の経過時間から計算したのがこの30年だったのでしょうか。何故だか少し早くなっている気がしているのです。
私ね、プレートが動くと地震が起きると言われるのですが、台湾の揺れ、石川県の揺れも影響を与えて、沈み込みを早めている気がしているのです。
「2032~34年」といえば8~9年しかありませんが、もしももっと早くなったとしたら‥‥と思うと、心が凍ります。

松原照子印
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