本日の日記

心の基準

2024年4月13日(土曜日)

私は62歳の時、両親が本当の親でないことを知りました。
気が付かなかったのは、戸籍では実子になっていましたから。だからといって生みの親に会ってみたかったとは思わないのです。
どんな事情があったのかはわかりませんが、親といえば育ててくれた親しか浮かびません。
人生というのは何を持って幸せと思い、何を持って不幸というのか、私にはわからなくなります。
私を宝物のように育ててくれた育ての親であったから今の私があります。
生みの親が子を手放すのは、何らかの事情があってのこととは思いますが、私には知ることが出来ません。
だからかもしれませんが、いくら考えてもわからないことが起きると心にストップが掛かり、考え込むことは全くしないのです。
これって本当に生きやすくなる方法だと私は思っています。

松原照子印

本日の世見

姐巳

2024年4月13日(土曜日)

数え年で13歳になったお子さんがおられる方は、今日は「十三参り」といってね、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に参拝して、願いを込めた漢字一字を奉納して知恵を授けてもらうのです。
関東ではあまり馴染みがないかもしれませんが、京都の法輪寺にお参りをした帰りに渡月橋を渡る時、後を振り返ると、折角授かった知恵が失われると言われていました。
昨日も魔女のことを書いたのですが、あなたは“姐巳(だんき)”なる女性のことをご存知ですか?
殷(いん)王朝最後の王である紂王(ちゅうおう)の妃が姐巳です。
「酒池肉林」と言う故事成語の由来になったのが、姐巳の行いです。
日夜宴会の明け暮れ、ある時は肉を天井から吊るして林に見立て、酒で池を作り、裸の男女を互いに追いかけさせ、それを見ながら飲み食いをしていたというのです。
姐巳はこれだけで終らず、処刑を見世物にして「焙烙」(ほうらく)という処刑を考え付いたといいます。
紂王も又、叔父の注意を聞くどころか、叔父の心臓を抉り出したといいますから、似たもの同士だったのでしょう。
このような悪政は続かず、周の武王に破れ、殷王朝は滅び、紂王は焼身自殺し、
姐巳は武王に首を斬られたのです。
ここまで書くと姐巳は、魔女というより「妖女」としか思えません。
あなたは「九尾の狐」をご存知でしたか?
姐巳は殷を滅ぼすために、千年生きた狐(九尾の狐)が殷に現れ人を化かすと、神怪小説の『封神演義』にはこのように書かれているのです。
殷王朝は黄河周辺域にあり、ここから中国文化圏が形成されたといいます。
現在の海岸線とは違いますが、殷の文化が及んだ地域は広く興味をそそります。
人はどうして人の命を弄ぶのでしょうか。
戦争という名を借り、人殺しを楽しんでいる人がいることは事実です。

松原照子印
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