世界には、「宗教」がどれだけあるのでしょうか。
人口で見れば、1位はキリスト教、2位はイスラーム教、3位はヒンドゥー教、４位は仏教。そのほか、民族（伝統）宗教、中国民間宗教、ユダヤ教‥‥。
宗教事に異なる崇拝対象としての神。一神教に於いての超越的･絶対的な存在である神様もいれば、チベットのように仏教の活仏のように、生身の人間を神格化する宗教もあります。
信仰の対象として崇められる存在が神様。
その概念や形態、そして表現の仕方は各宗教で様々すぎて、一概に分類も出来ませんし、定義付けも出来ません。
神様と言えば、ギリシアの女神ヘラはとても嫉妬深く、日本に於いてはスサノウの命のように人間的な性格の神もいます。
天満宮の菅原道真のように、神道では実在した人が神様として祀られてもいますし、神を描いてはいけない宗教もあります。
宗教は古代から現代に至るまで、世界の政治・社会・文化上、極めて重要過ぎる役割を果たしてきました。
日本に於いては、古来の神道と結び付いて神仏習合の風習が出来、明治政府が神仏分離令によって神仏が分離されたのですが、日本人の多くは神社・仏閣に参拝すると手を合わせているのを感じます。
あなたは、鳥居には直線的な「神明鳥居」と曲線的な「明神鳥居」、そして2本柱に注連縄をかけただけの「注連鳥居」があるのをご存知でしたか？
神社に参拝される時、鳥居をご覧になってみてください。
「初詣」は、神道の宗教行事の一つだとご存知の方が、現在の日本にどれだけおられるのでしょうか。
宗教観は違っても、私達は地球に暮らす地球人です。
出来る事なら、宗教が原因の戦争だけはして欲しくはありません。
ところで、トランプ大統領って、どんな宗教を信じているのでしょうか。
もしかすると、アメリカの大統領も人の子、今までの大統領も宗教観で考え方が育ち、国にも影響していたかもしれません。
宗教は本来、人として共に生きられることを喜べる心を教える事のように私は思います。