私が住む埼玉県には、蕨市があります。
埼玉に住むまでは、「蕨」この字が「わらび」と読むとは知りませんでした。
「里でうまいものはうどんとわらび。 山でうまいものはオケラにトトキ」。
昔の人は、こう言っていましたが、この蕨市は、山菜のわらびがたくさん採れたのかもしれません。
わらびの根からは、でんぷんがとれます。8~9月ごろ、このでんぷんから「わらび餅」を作ります。


2025/12/20
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2025/12/15
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2025/12/10
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2025年12月20日(土曜日)
私が住む埼玉県には、蕨市があります。
埼玉に住むまでは、「蕨」この字が「わらび」と読むとは知りませんでした。
「里でうまいものはうどんとわらび。 山でうまいものはオケラにトトキ」。
昔の人は、こう言っていましたが、この蕨市は、山菜のわらびがたくさん採れたのかもしれません。
わらびの根からは、でんぷんがとれます。8~9月ごろ、このでんぷんから「わらび餅」を作ります。

禅の言葉に「勢不可使尽」(せいふかしじん=いきおい つかいつくす べからず)というのがあります。
勢いに乗っている時期というのは、何でもうまくいく気になって突っ走ってしまいますが、勢いを使い尽くすと、必ず禍(わざわい)に至るという意味で、法演禅師が説く「四戒」の最初にこの言葉を挙げています。
絶好調の時こそ、冷静に我が身を振り返ることが大切だと思います。
今日は、この「世見」をお読みになってくださる方の中に、この禅の言葉を送りたくなる人が見えたので書かせていただきました。
話は変わるのですが、今まで少し歩きすぎたのか、今では身長が2cmも低くなってしまいました(笑)。
身長といえば、「アイルランドの巨人」と言われたチャールズ・バーンという若者が、春先のロンドンで、荒れた部屋の中で命が燃え尽きようとしていました。まだ22歳という若さです。
1783年に彼の身長は8フィート2インチ(250cm)もあったと言われていましたが、実際は7フィート8インチ(230cm)でした。当時のイギリスの成人男性の身長はどれくらいだったかわかりませんが、巨人だったことには間違いありません。
バーンは、自分を見世物として公開し、一躍有名になろうとしていたのです。
彼は週6日、AM11:00~PM3:00と、PM5:00~8:00まで、日本円で2万円の面会費で、詰めかけてくる人をもてなしたのですが、夏を過ぎるころにはロンドンっ子に飽きられ始めてしまったのです。また、ライバルも現れたこともあり、酒に溺れてしまい、その上全財産はスリに取られてしまったのです。
冒頭の禅の言葉が心にしみるお話です。
このバーンの亡骸は、狂気の天才外科医ジョン・ハンターの手により、骨格標本にされてしまいました。
ハンターが手掛けたこうした骨格標本は、ロンドンの王立外科医師会に受け継がれ、ハンタリアン博物館で今も見ることができるそうです。
今日は、チャールズ・バーンに手を合わせたくなりました。
