「木鶏鳴子夜(もっけいしやになく)」。
この言葉は、宋代の風穴延沼(ふうけつえんしょう)の言葉です。
「荘子」の中にある闘鶏を育てる名人の話が、この言葉の原典です。
「木鶏」とは木で作った鶏のことです。「子夜」とは子の刻(深夜12時頃)をいいます。
子夜に鳴くとは、人知れぬ働きを重ねて、「無我無心」になることだと思います。
「無我無心であればこそ器も大きくなる」
この言葉、どなたかの心に響くといいのですが。


2025/12/15
【動画】「2025年の振返り」|第64回「松原照子の出逢いのひととき」
第64回「松原照子の出逢いのひととき」のテーマは「2025年の振返り」と題して、2025年のイベントの振返りを行います。

2025/12/10
コスモアイル羽咋はじまって以来のウケっぷり!?|第108回ムー制作担当者のこぼれ話+
第108回のこぼれ話は、去る11月22日に、照子さんが石川県羽咋市の「コスモアイルフェスティバル2025」で登壇したときの模様をレポートします。

2025/12/09
【募集締切】規定人数に達したため個別相談の募集を休止しました。
多数のご応募、誠にありがとうございました。次回募集再開までしばらくお待ち下さい。
2025年12月18日(木曜日)
「木鶏鳴子夜(もっけいしやになく)」。
この言葉は、宋代の風穴延沼(ふうけつえんしょう)の言葉です。
「荘子」の中にある闘鶏を育てる名人の話が、この言葉の原典です。
「木鶏」とは木で作った鶏のことです。「子夜」とは子の刻(深夜12時頃)をいいます。
子夜に鳴くとは、人知れぬ働きを重ねて、「無我無心」になることだと思います。
「無我無心であればこそ器も大きくなる」
この言葉、どなたかの心に響くといいのですが。

捨てられても、踏まれても、忘れられても、摘み取られても、食べられても、薬にされても、そして風雨にだって耐えている植物たち。
私たちは、食したり、薬にしたり、染めたり、溶剤にしたりと、植物たちからさまざまな恩恵を受け続けています。
人間が知る植物には、道端に生きている草・花にさえも名前があるのです。
薬になる野菜や野草を、人々は途方のない長い年月をかけて覚えていきました。
一か月もしないでやってくる1月7日、この日は七草粥を食べて無病息災を祈る「人日(じんじつ)の節句」です。
芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)、この七つの薬草は、胃をいたわり、若葉からみずみずしい生命力を得ることも出来、一年を健康に過ごすことができます。
(1)せり:せりの香りは食欲をそそり、ミネラルがたっぷり。効能は食欲増進、貧血予防です。
(2)なずな:効能は、肝臓病や高血圧を予防し、腎臓、肝臓を整えます。
(3)ごぎょう:たんぱく質が豊富。効能は咳や痰を取り除き、のどの痛みを抑えます。
(4)はこべら:効能は、腫れや痛み。歯茎の腫れ、痛みにも効きます。
(5)ほとけのざ:高血圧に効果があります。
(6)すずな:生活習慣病予防や便秘に効果があります。
(7)すずしろ:蘿蔔は大根です。胃腸に優しく、二日酔いにも効きます。
この七草粥は、万病除けと邪気払いの伝統的な行事食です。昔の人の生きるための知恵が詰まっています。
今日は植物に感謝です。
あなたも、野菜や野草のパワーを体に取り入れて、残り少なくなった今年を、健康で明るくお過ごしになってください。
