門松・注連飾り(しめかざり)は明日までに終わらせましょうね。
歳神様が降りて来られる目印が門松です。
門松は松・竹・梅の他に、熊笹も用いられます。
歳神様は山から下りて来られますからね。
お立ち寄りいただくためにも、略式の“根引き松”を飾られるのもお勧めします。
根の付いた松を半紙で包み、紅白の水引を掛けて玄関の両脇に結び付けるか、透明のガムテープで張付けます。
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正月飾り
2024年12月27日(金曜日)
本日の世見
門松、注連飾りの飾りつけは、明日の28日までに済ませておきましょうね。
昔、と言っても私の子供の頃は、注連縄を張った臼(うす)でお正月の餅を搗く音が、あちらこちらから聞こえていました。
我が家も、ご近所さんが集まり、餅搗きを楽しんでいました。
先ず始めに搗く餅は「鏡餅」。三方という木製の台の上に白い紙を敷いて、大小の丸餅を重ね、歳神様にお供えをするのです。この丸餅には、橙・裏白・昆布などを添えていました。
この鏡餅というのは、歴代天皇が継承する三種の神器のひとつ、「八咫(やた)の鏡」を模ったものとも言われているのですよ。
今では、鏡餅はプラスチック製の容器の中に切り餅が入っている商品が店頭に並びます。
臼で搗いたお餅は、鏡開きの日の頃にはヒビが入り、グリーン色と黄色のカビが生えていた気がします。
固くなったお餅を水に漬けていたのを思い出しました。
明日は早いもので28日ですね。
28日迄に正月飾りの準備をしましょうと言われていますが、末広がりで縁起の良いと言われる「八」にちなんで、28日に正月飾りをされる地域が多いと言われます。
あなたのお家では、お正月準備は出来ておられますか?
我が家は準備万端整いましたが、明日玄関の扉に向かって「福よコイコイ福よコイ」と言いながら、歳神様をお迎えする準備を終了します。
「あけましておめでとうございます」は新年のご挨拶ですが、この言葉は歳神様を家に迎える時に述べる“祝福の言葉”だと言います。
歳神様は人々に命を与えて下さる神様でもあり、昔の人々は、ご先祖様の集合体が歳神様だとも思っておられたようです。
あなたも私とご一緒に、新年を迎えてから、ご家族や友人や恋人、そして出会えた方々に、心を込めて「新年あけましておめでとうございます」を言いましょうね。