本日の日記

風呂好き

2024年7月04日(木曜日)

日本人は世界一の“風呂好き民族”と言われています。
日本人が風呂好きなのは、良質の水資源と温泉に恵まれていることだと思います。
もしかすると、風呂好きだから長寿民族になったのかもしれません。
以前、こんな言葉が流行りました。
働きバチのお父さん達は、家に帰ると「メシ」「フロ」「ネル」しか言わない(笑)、と言われていましたからね。
意外とね、身近な自然の中には、薬湯・健康湯の浴剤に利用できるものがありますよ。
浜辺で拾う海藻も優れた入浴剤になりますし、青果店の店先にもありますからね。
冬至の柚子湯は有名ですが、他の柑橘類も浴用剤として利用できます。
健康湯を楽しみたいのであれば、広葉樹もいいかもしれません。
あなたにあった入浴剤を見付けてみてくださいね。
でもね、絶対に使ってはいけない毒草・毒木もありますから、気を付けてください。

松原照子印

本日の世見

お釈迦様

2024年7月04日(木曜日)

今年は辰年でした。
「でした」と書きたくなるのは、今頃になると今年の干支が何だったか忘れてしまうからです。
1916年生まれの方がおられたら、今年108歳です。大正5年生まれなのですよ。
日本には、季節と深く関わる年中行事があります。
飛鳥時代、暦が中国から日本に伝わりました。
1年を4等分にしたのが四季です。
毎月開催される神仏と縁を結ぶ「縁日」には、毎月18日の観音菩薩と毎月24日の地蔵菩薩があります。
私ね、「縁日」って言葉がとても大好きです。
縁日=お祭りもありますが、縁日って“縁を結ぶ日”なのですもの、ステキだと思いませんか。
日本人が忘れかけている季節を表わす言葉の数々。七月七日は「七夕(しちせき)の節句」というのをご存知でしたか?
美しい言葉がいっぱいある日本語です。大切に使いましょうよ。
紀元前5世紀頃にお生まれになったお釈迦様。紀元前15世紀頃にアーリア人が先住民を肌の色で差別した枠組が、現在もインドでは習慣的に残されています。それが、バラモン(指導者・僧侶)、クシャトリア(王族・貴族・軍人)、ヴァイシャ(商工業者)、シュード(農民・手工業労働者)の四つ。
釈迦が生きていた時代が、アショーカ王の頃までの原始仏教と今の仏教との違いはわかりませんが、王族の子として生まれた釈迦(ブッタ)がバラモン教の聖典の権威や祭礼を認めたくなかったことが、今の世の人々にも受けられる世界をつくられたのだと思います。
釈迦が入滅後の紀元前3世紀頃には、インド全域に仏教が広がったのですから、当時の人々は人生において苦しみ多い日々を過ごしていたからこそ、苦しみを解決するための道を説かれた釈迦の教えを信奉する人々がアッという間に広がったのだと思います。
人間を人種・民族とかに差別して分けるより、「地球人」と思えたなら、今までと違う宗教も出来、地球人として生き生きと生きられる気がして来ます。

松原照子印
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