本日の日記

同じ時を

2025年7月16日(水曜日)

20世紀が生んだ大天才と言えば、アルベルト・アインシュタインです。
彼の最後の寝床はアメリカのプリンストン病院でした。
1955年4月15日この病院に入院したのですが、手術を勧められてもこれを拒否。
それよりもこの病室に実験の道具を運ばせたと言います。
でもね、残念なことに入院して3日後の4月18日96歳で亡くなってしまわれました。
生きておられたら146歳です。
私が9歳の時に亡くなられたのですね。
何だか同じ時を刻めた日があった事が嬉しい。

松原照子印

本日の世見

火山噴火

2025年7月16日(水曜日)

西暦62年、イタリア・カンパニア州一帯を襲った大地震は凄過ぎました。 
ポンペイの神殿、水道施設、住宅といった建築物が損壊しました。
震源地はヴェスビオ山に近く、ポンペイの受けた被害は大き過ぎました。
人々はこの大地震を乗り越えて、復興の最中でした。ところが、大規模災害がまたもポンペイを襲ったのです。ヴェスビオ山の大噴火です。
あの大地震から17年後のことでした。
ヴェスビオ山の山頂から巨大な火柱が吹き出し、町に熱風が押し寄せたのです。
それだけではありません。
真っ赤に焼けた“火山れき”や“軽石”が、雨のように降り注ぎます。
高熱の火山灰は有毒ガスも含んでいました。
灰は6m以上にも及び、その重みで建物は倒壊し、アッという間にポンペイの町を呑込んだのです。
ポンペイはこの大災害で、二度と復興しなかったといいます。
「8月24日の7時頃、異様な形の巨大雲が現れた」とは、ある人物がこの日のことを手紙に記したと言われている日時です。
又、アメリカ映画の『ポンペイ』も、8月24日のポンペイが舞台ですが、今では10月17日辺りとも言われるようになりました。
ポンペイは、イタリアのカンパニア州北西部、ヴェスビオ山の南麓に位置する古代都市です。
日本人が山に特別な想いを抱くのは、世界有数の火山国だからかもしれません。
国土の4分の3が山地です。平地でも、標高4.53mの天保山が日本一低い山とされているようです。
山って、いったい幾つあるのでしょうか。
世界の約8%の活火山が日本にあると言われています。
1707年に起きた宝永地震を学びとすることも、私達にとって大事なことのように思います。
宝永地震は、関東から九州に渡る巨大地震でした。
津波の被害も大きく、道後温泉も145日間、湯が止まったと記録されていました。
この大地震が起きて49日後、富士山が大噴火したのです。
この宝永の大地震から今年で318年です。

松原照子印
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