北海道にある釧路湿原は「丹頂鶴(たんちょうづる)」の繁殖地です。
この丹頂鶴は、昔の千円札にも描かれていました。
漢字で「丹」は赤い色、「頂」はてっぺんを表しているようですよ。
この名の通り、この鶴は頭のてっぺんだけが真赤です。
でもね、これって皮膚が薄くて、血の色が透けて見えているからなのですって。それと、小さな肉のコブが何百個も集まって出来ているのがあの赤い部分のようです。
でも、日本を代表するとても上品な鶴には違いありません。

2025年6月19日(木曜日)
北海道にある釧路湿原は「丹頂鶴(たんちょうづる)」の繁殖地です。
この丹頂鶴は、昔の千円札にも描かれていました。
漢字で「丹」は赤い色、「頂」はてっぺんを表しているようですよ。
この名の通り、この鶴は頭のてっぺんだけが真赤です。
でもね、これって皮膚が薄くて、血の色が透けて見えているからなのですって。それと、小さな肉のコブが何百個も集まって出来ているのがあの赤い部分のようです。
でも、日本を代表するとても上品な鶴には違いありません。
あなたは自覚されておられますか? 感覚は総ての意識の入り口だという事を。
データを解釈する脳がなければ、私達は見ることも、聴くことも、触れて感じることも出来ません。
あなたは目が見えていますか? 音は聞こえていますか? それだけでも幸せなことなのですよ。
あなたは大好きな音楽を聴きながらも、玄関でチャイムが鳴れば、誰かが来たのがわかりますよね。
凄いと思いませんか、自分が手にしている不思議な能力。
でもね、こうした能力を誰もが不思議とも思わずに生きているのです。
音だって、集中して聴いていた音楽が聞こえなくなる時もありますでしょう。
目だって、ポーッとしている時、目の前の光景が消えている気さえします。
映画を観たり、音楽を聴いたり、花の香りを楽しんだり、美味しいものをいただいて満足したり、私達ってこうしたことが出来ます。
もしも心の仕組を解き明かす事が出来たなら、心の病気を治療することも出来ますし、脳とはどのような生物なのかが判明出来れば、心と脳が合体して、本来の人間の生き方がわかる思いがいたします。
私ネ、そこにいないはずの“不思議な世界の方”と出会えているのは、私の脳のどこかに電流が流れている気が、最近します。
「てんかん」という病気があるでしょう。
どこかの国で、この病気の人に電流の刺激を与えたところ、患者は見えるはずのないものが見えたり、聞こえるはずのない音が聴こえたりしたと言います。
脳って、知覚能力があり、又、感覚の機能もあり、危険から身を守ることも出来、記憶や言動も出来ます。
古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスは、この知覚の事を『霊魂論』の中で、「知覚は目や耳などの感覚器官が対象の形を捉えた時はじまる」と述べたようですが、私が最近感じるのは、無になり、こうして原稿を書いている時、音は消え、書く文字以外の目の前の光景はぼやけて、知りたくなった事だけが登場します。まるで頭のどこかのスイッチが入ったかのような感覚が生まれるのです。