空気さんが澄んだ秋空を登場させてくれています。
美しい夕陽、そして日没。今日はお空の絵巻を楽しんでください。
「晩秋」ですよ。あんなにも熱かった夏。
今年の「暑さ」は「熱さ」と書きたくなるほどです。
短くなった気がする秋です。
秋をご一緒に楽しみましょうね。
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秋空を
2024年10月08日(火曜日)
本日の世見
一人の女性を巡って10年にも渡って戦争が行なわれていたとしたら、どんな女性なのか会ってみたくなります。
“絶世の美女”といえば、どのようなお顔立ちを思い浮かべますか?
私の父は「隣の美人より、うちの鼻ペチャのお前が一番可愛いベッピンさんや」といつも言ってくれていました(笑)。
「トロイの木馬」といえばトロイ戦争ですが、実際に起きたことが明らかにされたのをご存知の方も多いと思います。
小アジアの西北端に位置するのがトロイですが、このトロイ、不思議なことに内陸部とはあまり接触はしていなかったみたいですし、ヒッタイトとも殆ど交易を交わしていませんでした。ギリシャ、バルカンとの縁にも不思議を感じます。ギリシャ軍は、兵士を満載にした巨大木馬を残し、退却を装いました。
トロイはこれを見て包囲が解かれたと思い、これを難攻不落といわれた城内に引き入れてしまいました。
その夜のことです。
木馬の腹から躍り出たギリシャ兵は、城門を開け放ち、ギリシャ軍本体を城内に入れたのです。アッという間に城下に火が放たれ、人々は次々にギリシャ兵に殺害され、トロイの城は一夜にして陥落してしまったのです。
トロイ戦争の始まりは、トロイの王子・パリスが絶世の美女スパルタ王妃・ヘレネをトロイに連れ去ったことが原因だったのか、それとも覇権を巡る戦争だったのがわかりませんが、人間は本当に戦争が大好きな生き物です。
「ヒッサリクの丘」がどこにあるのかわかりませんが、この丘、神秘がいっぱい詰まっています。
ギリシャ兵があの頃信じた神々とは、人間と同じで、愛・憎しみに生きていたと思ってしまいます。
パルテノン神殿には巨大なアテナ神像が建っていますが、ヒッサリクの丘にはアテナ神殿があります。
もしかすると、この丘の下にトロイが眠っているのかもしれません。