地球星の陸地を見ると、人間が作り出した物でいっぱいです。
江戸時代の庶民は、物品を消費するだけでなく、人間の知恵を生かし、巧みに再利用していましたから、さまざまな回収業者が活躍していました。
長屋の大家さんは、共同便所の糞尿を売って、結構な収入を得ていました。
共同のゴミ捨て場に集めた生ごみも、業者が回収して、肥料や新田開発の埋め立てに役立てていました。
かまどや火鉢の灰は肥料や洗剤として使われ、紙くずはすき返して便所紙・鼻紙に、鉄くずは包丁・鋏に、和傘に貼られていた油紙は包装紙にと、さまざまなリサイクル業が発達していました。
昔から、日本にはこんなエコな慣習があったのです。
江戸時代と同じ生活ができなくなった私たちですが、物を大切にする気持ちを、今一度心にとめておきたいものです。








