本日の日記

マリモ

2025年9月19日(金曜日)

マリモを見たことはありますか。

北海道の阿寒湖やアイスランドのミーヴァトン湖では、マリモがたくさん生えています。

野球ボールくらいの大きさになるのには150年~200年もかかるといいます。

マリモの正体は1本の糸のように細い藻なんです。

おみやげ屋さんで売られているマリモは、人の手で丸めているようです。

マリモの最後は元の糸にもどるというのです。

マリモさんが愛しくなりました。


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松原照子印

本日の世見

麦わらを飛ばす呪文

2025年9月19日(金曜日)

魔女の小道具って、ご存じでしたか。

イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、イングランド、スコットランド。
これらの国々では、魔女はどこでも似たような道具を持ち、似たようなことをしていたと伝えられています。

なぜこんなに似ているのでしょう。
それは、古くからの神話や、教会の人々が広めた決まり文句、そして魔女裁判で拷問され、無理やり言わされた自白が重なって生まれたものだからです。
こうして「魔女といえばこんな姿」というはっきりしたイメージが、西洋の人々の心に深く刻まれていったのです。

魔女がほうきに乗って空を飛ぶ。

この話は古代の神話にも似たようなものはありますが、実際に「魔女=ほうきで飛ぶ」という形で広まったのは中世以降でした。
16~17世紀の魔女裁判の記録には、サバト(悪魔の集会)へ行くために空を飛んだ、記録を残しています。

その中でも有名なのが、スコットランドの魔女イゾベル・ガウディです。
彼女は「空を飛ぶための秘薬」や「ほうきや麦わらを飛ばす呪文」について語ったと記録に残されています。

私も「秘薬ってどんな薬なんだろう」「麦わらを飛ばす呪文って本当にあるの?」と気になってしまいました。

① 秘薬はベラドンナという有毒植物。
② 呪文は「ホース・アンド・ハトック、ホース・アンド・ゴー/ホース・アンド・ペラティス、ホー、ホー、ホー」。

これは実際に、イゾベル・ガウディの自白に残されている言葉なのです。

一度、この呪文で麦わらを飛ばしてみたいものですね。

また、フランスの魔女についての記録には「行け、悪魔の名において行け」と唱えれば、ほうきが飛んだとも書かれています。

さらに、満月の晩に摘んだ緑と銀のヨモギの葉を煎じて飲むと、千里眼の能力が増すとも、魔女は話していたようです。

松原照子印
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