本日の日記

準備

2025年12月10日(水曜日)

まだ今日は、師走気分にはならないかもしれませんが、あと3日もすると、新しい年を清々しく気持よく迎えるための「すす払い」の日がやってきます。
現代人は、すす払いなんてピンとこないことでしょうね。
新しい歳神様を祀る準備として神棚を清める行事、それが13日の「すす払い」です。

松原照子印

本日の世見

海の恵み

2025年12月10日(水曜日)

平野部にも雪が積もり、本格的な冬の到来が感じられる「大雪」。その大雪も過ぎ、今日は12月10日です。今日くらいから、日が増すごとに「師走」らしくなっていくことでしょう。
年賀状を出される方は、クリスマスが近づくにつれ、年賀状を元旦に届けるために制作を焦り始めるかもしれませんね。
あなたは、生きていることを実感できていますか? 
人生だもん、いろんなことがあります。メールで新年のご挨拶もいいかもしれませんが、大切にしたい方には、手書きの年賀状をお勧めします。あなたのお気持ちが増して届き、生きているを実感できると思いますよ。
私たち現代人は、自然界に生かされていることすら忘れ、時の過ごし方も大きく変化させて、豊かな心を育めなくなった気がいたします。
海で暮らす魚介類を増やすためには、湖岸、川辺、海岸周辺の森林を守ることが大切です。
今の漁師さん達も、そう思っておられるとうれしいのですが‥‥。森の栄養分が海の生物を育てているんですものね。
アイヌ民族は、自然の恵みに感謝する狩猟民族です。
サケ、マスなどの魚を始め、鳥獣、草木にいたるまで、生活に必要な量だけを捕獲、採集していました。でも現代人は、海洋資源を手に入れる手段を選ばなくなった気がいたします。
海を豊かにするためには、森が大切だということをすっかり忘れています。
海中林が消滅すると、ウニやアワビ、魚までに影響して、その海域は漁場としての価値も失っていきます。
海水の成分は、私たち人間の血清成分とよく似ています。植物プランクトンや海藻に欠かせない鉄分は、海水にも欠かせません。
今のままなら、海の砂漠化が広がります。
森が消えるごとに、海は死への道をたどることになります。海水温度の上昇も、海の世界を変化させるのには充分です。

松原照子印
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