本日の日記

雪国で

2025年12月07日(日曜日)

日本海側では、季節風の影響で、水分を含んだ厚い雲に覆われるのが今頃です。
いまにも雪が降ってきそうな灰色の空のことを「雪模様」と呼びます。
これからは雪国で暮らす皆様は、外出を控える時間が増えることでしょうね。

松原照子印

本日の世見

国連

2025年12月07日(日曜日)

「国連」は、これからどうなるのでしょうか。
常任理事国の“拒否権乱用”が原因に思えるのですが。
私達って、2022年の出来事など、自分に関わる事以外、忘れてしまっていることが多いものです。
ロシアがウクライナに侵攻したのが2022年。
ウクライナ情勢をめぐる緊急会合で、国連の事務総長がプーチン大統領に攻撃中止の呼びかけをしましたが、その10分後、プーチン大統領はウクライナへの侵攻を開始しました。
2023年には、国連安全保障理事会において事務総長は、ガザ地区に攻撃を続けるイスラエルは「国際人道法違反」だと訴えました。これに対してイスラエルは、国連関係者へのビザ発給を停止したのです。結局、安保理では何も決議できませんでした。
米・ニューヨークの国際連合本部前には、今日も各国の国旗がはためいていることでしょう。
今のままでいくと、国際平和機構はその機能を停止することになる気がしています。
安保理が、ウクライナ侵攻をロシアの“侵略行為”として厳しくあたるには、安保理決議の採決が必要ですが、ロシアは常任理事国としての拒否権を行使することから、法的拘束力決議は一度も出来ていません。
今は国連の機能不全としか言えないのです。
ロシアと同様に、中国が台湾に侵攻して、台湾に暮らす人たちをウクライナの人たちと同じ目に合わせても、国連加盟国や常任理事国は、中国に対して資格停止や除名処分の検討などしないと思います。
今は、一日も早く国連憲章の改正が必要だと思いますが、常任理事国の足並みがそろっていないので、現状何もできないのです。
これからは、国連を無視する国が力をつけていくのかもしれません。

松原照子印
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