本日の日記

大成の教え

2026年6月20日(土曜日)

大きなことを成し遂げたいなら、小さなことをおろそかにしてはならないということを、二宮尊徳さんは、「大事を成さんと欲せば、小なる事を怠らず勤むべし」という言葉で教えてくれています。

松原照子印

本日の世見

エベレスト登頂

2026年6月20日(土曜日)

戦後、次のようなことが話題になったことがあります。
世界最高峰のエベレスト(チョモランマ)に、どの国の登山家が“初登頂”を果たすかというものでした。標高が8848メートルもある頂上とはどんなところなのか、私なんかは想像もできません。20世紀初頭、人類は、北極点と南極点には到達していました。あの当時、冒険家や探検家に残されていた名誉は、地球上の最高地点到達でした。
南極点に意欲満々だったのがイギリスでしたが、ノルウェーのアムンセンの後れを取ったうえ、海軍軍人で探検家のスコットは南極で遭難死してしまいます。このことがあってイギリスは、エベレスト征服に凄くこだわったといいます。1924年のチャレンジャーは、若手登山家のジョージ・マロリー。しかし、彼はエベレスト頂上付近で行方不明になってしまいました(彼の遺体が発見されたのは、75年後の1999年でした)。1953年5月29日、ついにイギリス隊の望みは叶い、エドモンド・ヒラリー(ニュージーランド出身)と現地人シェルパのテンジン・ノルゲイが、最高地点に到達したのです。
それから17年後、1970年5月11日に日本人の初登頂が果たされます。松浦輝夫氏と植村直己氏によって成し遂げられたのですが、「忘れていませんか? 1970年にこんなニュースがあったのよ」と書きたくなる今日の私です。8848メートルと聞くだけで、登頂なんて無理としか思えませんものね。人間って、どこにこんなパワーがあるのでしょうか。でもね、今でもエベレストの初登頂を成し遂げた人はマロリーだと、私はいつも思っているんです。1953年といえば、昭和28年です。情報網が発達した今とは違い、私たちがこのニュースを知ったのは、3~4日経ってからだったと思います。
この事でも、あの頃と今との違いがわかります。昭和28年って、スターリンが亡くなった年。日本の総理大臣は吉田茂。「バカヤロー解散」後、吉田自由党の国会議員は過半数を割り込み、敗北して少数与党に転落したのが、この年の4月19日です。
私は、昭和・平成・令和と人生を歩んできましたが、中でも昭和時代は良かったといつも思います。何より人情がありましたからね。今のように、訳の分からない殺人事件は起きませんでした。

松原照子印
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