世界には、人間が作り出した神様の多いこと。
この頃は、熊が出没して犠牲になる方もおられ、心が痛くなりますが、アイヌ文化において、熊は「キムンカムイ(山の神)」と呼ばれ、最も位の高い神として崇拝されていました。
インドやエジプトにも、特定の動物を「神の使い」や「神様」として崇拝してきた歴史がありますが、アイヌでは人間と動物は切り離されていて、熊はそのままの姿で「カムイ」(神、神聖な霊的存在)として崇められています。
熊は島民の間は飲まず食わずで、大きな体を保ち生き続け、洞穴で生まれた子熊は、春には母親と一緒に洞穴から出てきます。
アイヌの人々は、熊の生命力に「神」を感じたのでしょう。
これを表している歌が『イヨマンテの夜』です。
今年は、熊さんたちが食物に困らないことを、心から願いたいと思います。








