モンシロチョウにも桜のように「前線」があるのですよ。
今頃は東北かもしれません。
この前線、最近では「花粉前線」というのもあるようです。
ツバメにも前線があって、今頃は青森かもしれません。
元々は前線とは気象用語で、地表に於ける寒気団と暖気団との境界線のことなのです。

2025年4月20日(日曜日)
モンシロチョウにも桜のように「前線」があるのですよ。
今頃は東北かもしれません。
この前線、最近では「花粉前線」というのもあるようです。
ツバメにも前線があって、今頃は青森かもしれません。
元々は前線とは気象用語で、地表に於ける寒気団と暖気団との境界線のことなのです。
仏教が伝わる前の日本には、「神道」という神様の教えがありました。
建物でいえば、神道は神社で、仏教はお寺です。
神道と仏教との大きく違うのが、神道は共通の祖先から出たと考えられる人達の集まりである「氏神様」を祀ってありますから、氏によってお参りする神様が違います。
仏教は宗派が違っても、祀られている釈迦如来や大日如来といった仏様が主流です。
聖徳太子は、氏族なる世界とは異なる世を望んだのかもしれません。
それ故に仏教を学び、人々に勧めたのでしょう。
日本には、仏教は十三宗派があるのですが、総ての宗派をご存知の方も少ない事でしょう。
それよりも、ご自分の縁ある宗派がどこだったかも知らない人も多いことと思います。
1200年の歴史がある京都屈指の名所、音羽山清水寺。一大決心を指す「清水の舞台から飛び降りる気で~」で有名な錦雲渓の舞台の高さが4階建てのビルの高さに相当する事も、本尊に奉納する能力や狂言が行なわれていたことも、釘を一切用いない建築物であることも知らずに訪れている人が多い様に思います。
それよりも、宗派は気にもせずに参拝されておられることでしょう。
「北法相宗大本山 音羽山清水寺」なのです。
日本という国は宗教には寛大です。
クリスマスには、日本中がキリスト様の生誕を祝います。
元旦には神社に初詣。一生に一度は行きたい古寺もあります。
このこと一つ見ても、日本って自由溢れるとてもいい国です。
私ね、桜の咲き誇る頃になると、一度は行ってみたくなるのが日蓮宗総本山の身延山久遠寺(くおんじ)です。
ここのしだれ桜は樹齢400年です。
この桜は、満開の花を設けた枝が地面の直ぐ傍まで垂れ下がり、それは見事だそうです。
今年も行けなかったのですが‥‥。桜の花と日蓮聖人が晩年を過ごしたこのお寺に、来年は是非一度お出掛けしたいと思います。