「演歌」というのは、今の自分の気持ちを代弁してくれていると、心を奪われます。
「♪涙には 幾つもの 想い出がある
心にも 幾つかの 傷もある
ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら‥‥」
吉幾三さんの『酒よ』です。
「涙には 幾つもの想い出がある」本当にそうです。
嬉し涙もあれば、別れの涙もあります。
心が風邪を引いた日には「飲みたいよ 浴びるほど」の歌詞が胸の奥に浸み渡ります。
こんな日は、苦いながらもお酒が飲めることが、心のどこかで喜べている気がします。
クラシックが大好きな私でも、「演歌もいいなぁ」と思ったりします。
友との別れが増えたこの頃、吉幾三さんの『酒よ』を口遊みたくなります。
