「うんこちゃん」のことを、どのように思っていますか?
ご自分の体内にある時は汚いと思わないのに、体内から出発した途端“汚物”になってしまいます。
私は、うんこちゃんと別れる時には、いつも「いってらっしゃい」と言うのです。
私たちの体ってね、毎日働いてくれているの。
うんこちゃんがたまるS状結腸さんは、大腸の中で一番血液の流れが多いところだといいます。
うんこちゃんはここにたまると、どんどん水分を吸収していくんです。
そのおかげで腸が広がり、今度はその刺激が伝わってね、腸が大きく動き出します。
そうすると、神経反射で腸の運動を誘発して、うんこちゃんが体内から旅立ちます。
うんこちゃんはね、排便反射が起きると、かならず合図を送ってくれています。
そんな時我慢すると、癖になって排便反射が鈍麻し、刺激を感じなくなります。
そうなると、腸は弛緩してだらりとした状態になるの。
今日ね、お読みくださっている方の中で、何人も何人も腸が気になる人がいます。
うんこちゃんとの別れは、さみしがらずに毎日お別れの時間を持ってください。
