75年前の今日、｢朝鮮戦争｣が勃発しました。
不安定な国際情勢が続く1950年、北朝鮮は朝鮮半島統一支配を目指し、国境の38度線を越えて韓国に侵攻しました。1950年6月25日のことでした。
日本の戦後史に於いても、とても意味深い戦争だったと思います。
隣国で発生した戦争は、日本に経済的恩恵特需をもたらしました。平和国家を目指していた日本でしたが、未だ戦禍の記憶が消えていない日本人にとって、関心が高まる事件でした。
この戦争で、戦禍を逃れて多くの韓国人が日本に密入国してきました。
朝鮮人は、日本で独自のコミュニティを形成したとも言われています。
この朝鮮戦争は1951年頃から膠着状態に入るものの、スターリンが死去したことから、1953年7月23日、正式に休戦協定が結ばれ終見したのです。
この朝鮮戦争により、再軍備化が進んだ日本でしたが、朝鮮戦争から75年が経ち、「戦争」を現実の世界に思える人が本当に少なくなりました。
「台湾有事が起きるかもしれない」と言われても、今ひとつ実感が湧かないことと思います。
それよりも、“7月5日”が近付くにつれて、「大災害が起きたらどうしよう」とご心配されておられる方も多いかと思います。
7月5日に捉われてエネルギーを低下させるより、「我が身と大切に思う人が健康で、大きな問題も起こさずに過ごせますように」と思われた方が、生き力もアップして、大災害が起きても無事でいられると私は思います。
遠くない日には、日本も又、大きな災害を体験するかもしれません。
イエ、覚悟はしていたいものです。
だからといって、ビクついて日々を過ごすことはやめませんか。
日頃から生きていることを自覚していると、動物が本来備えている“危機を察知する能力”が増します。
勿論、備えることで、いざという時の安心も手に入れられます。