金が発見された9日後、その場所がアメリカ領になっていた!【第101回世見深掘り】

世見深堀り

世見深堀り

2025/6/20

金が発見された9日後、その場所がアメリカ領になっていた!【第101回世見深掘り】

月刊ムー制作担当者が、世見を独自の視点で探究する会員限定特別コラム「世見深掘り」。

第102回は、2025年6月15日の世見「カリフォルニア・ゴールドラッシュ」に書かれている内容を深掘りします。緑色の文字は「世見」からの引用です。

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1848年1月24日朝、カリフォルニアのシャラネダ山脈の麓で黄金を発見。
製材所の主人ヨハン・オーガスト・サターは、スイス生まれながらアメリカに渡って商売を始め、メキシコの領土だったカリフォルニアに移った大地主でした。

カリフォルニアのゴールドラッシュ(1848〜1855年)は、1848年1月24日、シエラネバダ山脈の麓にあるサッターズ・ミルで、ジェームズ・W・マーシャルが金を発見したことから始まりました。

照子さんの文章にある「シャラネダ山脈」は、「シエラネバダ山脈」を指すと思われます。

また、ヨハン・オーガスト・サター(ジョン・オーガスト・サッター)は、サウスフォーク・アメリカン川の水力を利用した製材所「サッターズ・ミル」の所有者です。

名前についてひとこと書き添えますと、照子さんが書いた「ヨハン」は「ジョン」のドイツ語読みでして、この人物はドイツ出身です。


ただ、ドイツ語ふうに表記すると「ヨハン・アウグスト・ズッター」となります。
また、日本語での表記は「サター」でなはく「サッター」が主流のようです。

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