ノアの方舟と洪水伝説、そしてバーレーンの今後|第90回世見深掘り

世見深堀り

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2024/6/20

ノアの方舟と洪水伝説、そしてバーレーンの今後|第90回世見深掘り

月刊ムー制作担当者が、世見を独自の視点で探究する会員限定特別コラム「世見深掘り」。

第90回は、2024年6月12日の世見「水の話」に書かれている内容を深掘りします。

緑色の文字は、「世見」からの引用です。

じつは照子さんは、2012年8月8日の世見「ノアの方舟」で、こんなことを書いています。

ウトナピシュティムという名前は、6月12日の世見の後半部分にも出てきますが、世界最古の文学作品といわれる『ギルガメシュ叙事詩』の登場人物です。

この人物は、その昔、大洪水が起こったとき、エンキ神に命じられるまま方舟をつくって生き延びたと、主人公のギルガメシュに語るのでした。

お気づきかと思いますが、『旧約聖書』に出てくる「ノアの方舟」に似ていますよね?

じつは「ノアの方舟」の話は、『ギルガメシュ叙事詩』が下敷きになっているという見方があります。

なお、上記の文中には「北緯9°26′4n 東経44°15′3n」で「海抜1,870m」とありますが、これはおそらく「北緯9°26′4n」ではなく「北緯39°26′4n」でしょう。

照子さんの書いた文字がかすれていて読めなかったか(照子さんはすべての原稿を鉛筆で書かれます)、どこかでミスがあったのだと思われます。

というわけで、改めまして、北緯39度26分4秒、東経44度15分3秒、海抜1,870m。

この場所はノアの方舟が漂着したアララト山の中腹に当たり、方舟が埋もれている場所として有力視されています。

ノアの方舟はフィクションではなく事実だという説は昔からあります。

たとえばアララト山には、下のような「方舟地形」といわれるものがあり、方舟の遺構ではないか、と考える人たちがいます。

ちなみに、残念ながらこの画像は、海抜1,870mのものではないと思います。

そして大洪水といえば、照子さんの書籍「大世見」シリーズや、「世見深掘り」でご紹介したことがあるのですが、国土交通省がYouTubeで公開している以下、フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」は、一見の価値ありだと思います。

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